キビシュ人類化石出土サイトの微小層序:Microstratigraphy of the Kibish homin sites
人類化石Omo IとOmo IIの出土場所の調査は2002年の1月と2月に行われた。Omo Iの出土場所では、徹底的な発掘が行われた(Feibel 2008)。残された化石と石器の採集と同時に出土場所の微小層序の調査がその主な目的である。キビシュ層群はさまざまな階層の浸食を示している。最も大きな不整合は、キビシュ層群の基底にあるもので、ツルカナ湖の湖水レベルの低下によるオモ層群の堆積停止とツルカナ層の堆積の間の、10-100kyrにわたる浸食を示している。次に大きな不整合は、1-10kyrの浸食を示…