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2015年1月10日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 ブレードランナー

ブレードランナーは1982年公開。言わずと知れたSF・サイバーパンク映画の金字塔である。とにかく敵役のレプリカント(火星から逃げ出してきた人造人間)たちが強い。特にリーダーのバッティーは、殴ってもナイフで切っても、銃で撃ってもへっちゃら。戦闘技術も卓越していて、主人公のデッカード(ハリソンフォード)はぼこぼこにされる。さらには、壁に隠れてハアハア休んでいたら、その壁をぶちぬいて鼻先に腕がつきだすというおきて破りの鉄腕ぶり。とっても怖かった。この怖さは、同じリドリー・スコットが監督のエイリアンや、後の…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 少林寺

アクション映画列伝(1)http://www.youtube.com/watch?v=YWFA0Q4ega41982年公開の「少林寺」は衝撃的だった。中国武術大会の優勝者が総出演。すべてが本物の体さばきと技と体力。主演のリー・リンチェイはこの映画がデビュー。この人の主演はほとんど見ている気がする。その後ジェット・リーが彼の芸名となった。ちなみに2011年公開の新少林寺は見る影もない駄作だった。…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 ボーン・アイデンティティ

アクション映画列伝(2)「ボーン・アイデンティティ」は2002年公開、マット・デイモンの出世作だったと思う。かつての同僚の殺し屋が、ガラスを割って登場して始まる格闘シーンは、短いが動きが鋭く、目に見えないほど高速で見ごたえがある。米国大使館からの脱出のシーンでも、マット・デイモンの鍛え上げた肉体がアクション全体に真実味を与えている。カーチェースも鋭く激しい。ボーンシリーズは三部作あるが、どれもアクションシーンがすばらしく楽しめる。…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 ドラゴンキングダム

アクション映画列伝(3)2008年公開の「ドラゴンキングダム」はジャッキー・チェンとジェット・リーの二大カンフースターが初共演のカンフー映画だ。とにかく二人のカンフーが素晴らしく、格闘シーンは最高クラスのものが連続。二人の体術とワイヤープレーが高いレベルで融合している。ジャッキー・チェンの酔拳も健在。クライマックスシーンは、ワイヤープレイと特撮に傾きすぎだが、それはそれで楽しめた。ロードオブザリングにオマージュした部分もある。最後の方に出てきた孫悟空が、香取信吾そっくりなのは笑えた。主人公のジェイソ…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 爆裂都市 BURST CITY

アクション映画列伝(5)爆裂都市 BURST CITYは、1982年に公開された日本映画である。近未来を舞台としたSFアクション映画で、石井聰亙が監督をしている。暴力とパンク・ロックのパフォーマンスがないまぜになった独特の世界が描かれる。大学を卒業したばかりの監督も、出演したロックバンド(ロッカーズ、スターリン、泉谷しげるなど)も、若さ全開で最初から最後まで走りきったような映画だ。殺陣もシナリオも荒削り(実は詳細は覚えていない)だが、反骨のエネルギーがほとばしっていた。私は、この30年で日本で作られ…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 眠れぬ夜のために

アクション映画列伝(6)「眠れぬ夜のために」は1985年公開の作品である。映画は、不眠症で仕事もうまくいかず、妻の浮気も目撃した不幸な主人公が、どうしても眠れない苦しさに車で街に出るところから始まる。行きずりの美女(ミシェル・ファイファー扮するディアナ)を助けたばっかりに、国際的陰謀に巻き込まれ、飛び交う銃弾をかいくぐり、カーチェイスで逃走し、殺し屋との格闘するといった大騒ぎの一晩を過ごす。騒ぎもひと段落し、疲れてぐっすりと眠る主人公。はっと目覚めるともう陽光あふれる朝。あれ、昨日の騒ぎは夢だったか…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 七人の侍

「七人の侍」は、1954年に公開された黒沢映画の最高峰である。日本と世界の映画の金字塔であることは言うまでもない。野武士との最終決戦。豪雨の中、志村喬演じる勘兵衛が仁王立ちして13騎の野武士を迎え撃つ。近づく馬蹄のとどろき、勘兵衛が弓を構える・・・・。この後の雨の中泥まみれの死闘こそ、映画格闘シーンの白眉である。…

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著者プロフィール

戎崎 俊一(えびすざき・としかず)
1958年山口県生まれ。大阪大学理学部物理学科を卒業後、東京大学理学系研究科天文学専攻に進学。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年に理化学研究所主任研究員となり、現在に至る。天体物理学と計算科学を中心にそれらを含んだ学際研究に取り組み、分裂しすぎた諸科学の再統合を志向している。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)、『時間・空間・重力 相対論的世界への旅』(ジョン・アーチボルト・フィーラー著、東京化学同人)、『宇宙創世記 ビッグバン・ゆらぎ・暗黒物質』(ジョセフ・シルク著、東京化学同人)などがある。

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