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戎崎の科学は一つ

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2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 七人の侍

「七人の侍」は、1954年に公開された黒沢映画の最高峰である。日本と世界の映画の金字塔であることは言うまでもない。野武士との最終決戦。豪雨の中、志村喬演じる勘兵衛が仁王立ちして13騎の野武士を迎え撃つ。近づく馬蹄のとどろき、勘兵衛が弓を構える・・・・。この後の雨の中泥まみれの死闘こそ、映画格闘シーンの白眉である。…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 ジョン・カーター

この映画の原作は、E.R.バローズの「火星のプリンセス」で、SFの古典的名作の一つに数えられている。私も中学校の頃に読んで、セクシーなプリンセスの表紙(ハヤカワ)も相まって、胸を躍らせて何度も読んだ小説だ。興行成績は悪いようだ。実際、私が見た会の客は私一人で、大変贅沢な映画鑑賞となった。実際見てみると、実に楽しめた。ほぼ原作を忠実に再現していて、ドキドキした。演出が懲りすぎてないのも私には好印象だった。少なくとも、演出とCGを懲りすぎてストーリーがダメダメ(Dance with Wolves+Las…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

Longtime Favorites 竹内まりあ

この日曜日、車運転しながらぼんやり山下達郎のサンデーソングブックを聴いていたら、「恋のひとこと(SOMETHING STUPID)」がかかった。竹内まりあと大滝詠一の息の合ったデュエットが素晴らしい。竹内まりあのアルバムLongtime Favoritesから。Longtime Favoritesは、「サンデー・ソングブック」における夫婦放談を助走に成立したアルバムである。プロモーション資料にhttp://www.mariyat.co.jp/pg/promoform.htmlにその成立過程が書かれて…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評:Get Smart (2008)

007映画のパロディで、人気テレビシリーズの映画化作品である。パロディでありながら、アクション・格闘シーンの質と荒唐無稽さでは本家をしのぎ、ヒロインのアン・ハサウェイが美貌と美体が素晴らしい。お色気サービスも満載で楽しめる。最近のボンドガールは、これらの点も今一なのに比べると好対照だ。主演のSteve Carellのとぼけた味もなかなかいい。どうせ荒唐無稽なスパイ映画を作るなら、深刻ぶらずにいっそコメディにしてしまえという割り切り方は、成功していると思う。娯楽作品としておすすめ。…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 Ek Tha Tiger (English: Once There was a Tiger) 2012

ボリウッド制作のスパイ映画。まず、工事の足場やテーブルなどの身近なものを使ったアイデアに溢れたアクション・格闘シーンが素晴らしい。主演のサルマーン・カーンは、動きにキレがあって格好いい。ヒロイン役のカトリーナ・カイフは、どこまでも美しい。中盤はヒーロー、ヒロインの甘酸っぱい恋愛ストーリーが占める。さらに、ボリウッド映画お約束の群舞シーンがミュージカル風に挿入されている。ここではヒロインの美貌と美体が堪能できる。ヒーロー・ヒロインがそれぞれが属する敵対するスパイ機関から、駆け落ちし逃げた場所はキューバ…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 Gangster Squad

ショーン・ペンが、敵役のギャングの親分ミッキー・コーエンを迫力満点で演じている。すごい役者だ。ジョン・ブロリンが武骨で不屈のアメリカ男を好演。

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評

映画評 Inglourious Basterds 2009

クエンティン・タランティーノ監督の戦争映画である。タランティーノ監督作品の通例で、映画は一見独立した五つのストーリーで構成されている。最初の数話は相互の関係がわからない。タランティーノなんだからきっとこのストーリーは後で伏線として生きてくるに違いない信じて、我慢して見続ける忍耐力が必要である。主演はブラッド・ピットだが、彼の南部訛りの英語が聞き取りづらく、筋を追うのに苦労した。さて、最終話ですべての伏線がクライマックスに統合される。ナチス宣伝映画のこけら落としに集まった、ヒットラーを始めとするナチス…

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著者プロフィール

戎崎 俊一(えびすざき・としかず)
1958年山口県生まれ。大阪大学理学部物理学科を卒業後、東京大学理学系研究科天文学専攻に進学。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年から理化学研究所主任研究員、2024年より同研究所客員主管研究員。天体物理学と計算科学を中心にそれらを含んだ学際研究に取り組み、分裂しすぎた諸科学の再統合を志向している。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)、『時間・空間・重力 相対論的世界への旅』(ジョン・アーチボルト・フィーラー著、東京化学同人)、『宇宙創世記 ビッグバン・ゆらぎ・暗黒物質』(ジョセフ・シルク著、東京化学同人)、『科学はひとつ』(学而図書)などがある。『科学はひとつ』は、「戎崎の科学は一つ」の記事を抜粋し、書下ろしの解説を加えて作られた。

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