2015年2月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月10日 戎崎 俊一 科学論 STAP騒動について まず、理研に所属するものとして今回の誠に恥ずかしい事態で世間をお騒がせしたことを深くお詫びしたいと思います。理研の判断と小保方氏の記者会見が終わり事態の全貌がおぼろげながら見えてきました。 そこで、「小保方氏にSTAP細胞の研究に没頭させるべきだ」とする意見がかなりある様なので、科学者の端くれとして意見を述べさせていただきます。 一連の経緯で明らかになったことは、彼女が科学者として当然身に着けなければならない必須事項がまったくできていないということです。それは、理研の委員会および理事会が断定し、今回…
2015年2月7日 / 最終更新日時 : 2023年5月4日 戎崎 俊一 科学論 科学者モドキ 科学者がもうかる商売になるにしたがって、科学者の擬態をし「できる科学者」に成り済ます「科学者モドキ」の生息ニッチが広がっているようだ。理研は、彼らの生息数が比較的少ないいいところであったが、だんだん増えてきたように思う。彼らの擬態能力は年々向上し、それを見破るのは、容易ではなくなってきている。科学者モドキが一人でもチームに入ると、その生産性ががっくり落ちるので、何とか排除したいが、彼らはプレゼンテーション能力だけは抜群の場合が多いので、1時間程度のプレゼンテーションでは騙される。本物とモドキを見分け…
2015年2月7日 / 最終更新日時 : 2023年8月9日 戎崎 俊一 科学論 科学における論文の重要性 科学者にとって論文を書くことは最も重要な仕事である。科学研究の主要な最終生産物は論文である。それは、論文を書いて出版することにより、多分に属人的な発見や発明が、社会全体の知恵に昇華するからである。論文を読めば、誰でも(一定以上の技量と設備を持っていれば)発見された現象を再現し、自分のものとすることができる。それは、改めて試行錯誤して再発見するよりずっと短時間ででき、しかも簡単で経費もかからない。このように貴重な発見・発明を公表することの代償として、科学者たちは自分の論文の中でその論文を引用し、その発…
2015年1月10日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評 映画評 ブレードランナー ブレードランナーは1982年公開。言わずと知れたSF・サイバーパンク映画の金字塔である。とにかく敵役のレプリカント(火星から逃げ出してきた人造人間)たちが強い。特にリーダーのバッティーは、殴ってもナイフで切っても、銃で撃ってもへっちゃら。戦闘技術も卓越していて、主人公のデッカード(ハリソンフォード)はぼこぼこにされる。さらには、壁に隠れてハアハア休んでいたら、その壁をぶちぬいて鼻先に腕がつきだすというおきて破りの鉄腕ぶり。とっても怖かった。この怖さは、同じリドリー・スコットが監督のエイリアンや、後の…
2015年1月10日 / 最終更新日時 : 2023年8月9日 戎崎 俊一 科学論 米国National Science Foundation本部ビル玄関の名板 Liberty is the great parent of science and of virtue; and a nation will be great in both in proportion as it is free. Thomas Jefferson 1743-1826自由は科学と美徳の偉大な源である。そして、国家は自由になるにつれて、科学と美徳の両方で偉大になる。トーマス・ジェファーソン 1743-1826(翻訳は戎崎、写真は戎崎が2010年6月28日に撮影)…
2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評 映画評 少林寺 アクション映画列伝(1)http://www.youtube.com/watch?v=YWFA0Q4ega41982年公開の「少林寺」は衝撃的だった。中国武術大会の優勝者が総出演。すべてが本物の体さばきと技と体力。主演のリー・リンチェイはこの映画がデビュー。この人の主演はほとんど見ている気がする。その後ジェット・リーが彼の芸名となった。ちなみに2011年公開の新少林寺は見る影もない駄作だった。…
2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月7日 戎崎 俊一 音楽映画評 映画評 ボーン・アイデンティティ アクション映画列伝(2)「ボーン・アイデンティティ」は2002年公開、マット・デイモンの出世作だったと思う。かつての同僚の殺し屋が、ガラスを割って登場して始まる格闘シーンは、短いが動きが鋭く、目に見えないほど高速で見ごたえがある。米国大使館からの脱出のシーンでも、マット・デイモンの鍛え上げた肉体がアクション全体に真実味を与えている。カーチェースも鋭く激しい。ボーンシリーズは三部作あるが、どれもアクションシーンがすばらしく楽しめる。…