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戎崎の科学は一つ

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2022年3月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

坂本龍一&吉永小百合が反戦訴え「みんなで絶対にダメだと言ってあらがえばよい状況になる」

吉永小百合さんが出演し、大ヒットした映画「キューポラのある街」(1962年製作)は、最後の方で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を「地上の楽園」と賛美しつつ、彼女が扮する主人公の友人の朝鮮人家族が船に乗って北帰するシーンで終わっている。すぐに続編が作られ、日本に残った上記朝鮮人家族の日本人妻を北帰するよう吉永さんが扮する主人公が説得するシーンもあるという(戎崎は見ていない)。在日朝鮮人の北朝鮮への帰還事業は、1989年まで続いており、家族とともに北朝鮮に渡った日本国籍者は数千人に登るという。その中には…

2021年9月13日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

東京2020オリンピック・パラリンピック開幕に思う

東京2020オリンピック・パラリンピックが始まった。ここまで来れば、大会は半分成功していると思う。1年の延期を経て、色々な議論がある中で開催にこぎつけた関係諸兄の勇気と努力に敬意を表したい。日本ではワクチン接種の進展などにより、新型コロナ感染症による死者の増加が抑制されていることを考えると、観客を入れての開催もあり得るとは思うが、世界ではまだ憂慮する事態が続いている国・地域もある。不測の事態を考えると無観客開催は無難な処置だったと思う。現状の日本の技術をもってすれば、選手と関係者のみであれば、どのよ…

2016年1月22日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

土曜日は休みにあらず 将来のために戦略的に利用しよう

 週休2日制が始まって30年近くになるように思う。それ以前は、土曜に学校は午前授業、役所やほとんどの会社も午前中は通常営業し、午後だけ休みだった。この“半ドン”曜日の存在はなかなか味があり、午前中の業務の後、放置していた事項を片づけたり、勉強したりするのに便利だった。学校では、土曜の午後はクラブ活動や先生方の研修が盛んに行われていたと思う。 私が、東大の大学院生(理学系大学院天文学専攻)の頃は、指導教官の杉本大一郎教授が駒場から本郷の天文学教室に来られて、学生や共同研究者(多くは卒業生)が集まり、午…

2015年2月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

学生出征者の慰霊塔

モスクワ国立大学に行ってきた。キャンパス内にある第二次世界大戦で戦死した学生出征者の慰霊塔。多くはドイツとの戦いで死んだのだろうが、日本と戦った人もいるかもしれない。彼らがそのままこのキャンパスで勉強していたら、どんな仕事をしただろうか?今はただ、学問の場から駆り出され、野蛮な行為に身を投じて死んで行ったものを悼むばかりだ。慰霊塔の基壇にガスの火がチロチロと風に揺れていた。合掌。…

2015年1月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

子育てと年金

既婚・未婚を問わず、育児をした人には、年金その他が手厚くなるようにすべきだと思います。子供が産めない、もしくは生みたくない人(夫婦)は、国内外から養子を取って日本人として育てていただく。年金の財源は平均的には人口に比例するので、次世代の日本人の増加に貢献した人にこそ、手厚い年金が支払われるというのは筋が通っていると思います。これと関連して、海外から養子とることをもっと奨励してはどうかと考えます。実子は選べませんが、養子は選べます。よく見てこれはと思う子を養子にして、実子と一緒に分け隔てなく育てるので…

2011年12月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 時事問題

提言:国家戦略の転換: A Proposal for new national strategy

TPP参加の議論が本格化し、日本の農業を見直す機会がやってきた。また、太陽活動サイクル24はことのほか太陽活動が不活発で、黒点がほとんど表れない太陽活動極小期に次のサイクルから突入する可能性が指摘されている。21世紀第二四半世紀(2025-2050年)から、15-18世紀のような小氷河期となり気候の寒冷化が進行する可能性がある。その時は、東北・北海道ではコメが不作となるに違いない。世界人口のピークは2030年から2050年とされており、この時期に予想される世界的食糧危機の克服が国家的な課題となる。こ…

著者プロフィール

戎崎 俊一(えびすざき・としかず)
1958年山口県生まれ。大阪大学理学部物理学科を卒業後、東京大学理学系研究科天文学専攻に進学。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年から理化学研究所主任研究員、2024年より同研究所客員主管研究員。天体物理学と計算科学を中心にそれらを含んだ学際研究に取り組み、分裂しすぎた諸科学の再統合を志向している。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)、『時間・空間・重力 相対論的世界への旅』(ジョン・アーチボルト・フィーラー著、東京化学同人)、『宇宙創世記 ビッグバン・ゆらぎ・暗黒物質』(ジョセフ・シルク著、東京化学同人)、『科学はひとつ』(学而図書)などがある。『科学はひとつ』は、「戎崎の科学は一つ」の記事を抜粋し、書下ろしの解説を加えて作られた。

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