2011年8月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月29日 戎崎 俊一 科学論 理研における湯川先生 ノーベル賞物理学者の湯川秀樹先生は理化学研究所に所属しいたことがあります。現在の理研板橋分所で研究なさっていたとのことです。当時の貴重な資料を、大森整素形材研究室主任が見つけました。板橋分所での懇親会の写真と当時の理論物理学研究の様子を期したノートを掲載します。Professor Hideki Yukawa, the Japanese first Nobel Laurel, belonged to RIKEN and worked at RIKEN Itabashi branch. Dr. Omor…
2011年8月7日 / 最終更新日時 : 2023年4月10日 戎崎 俊一 種の起源と生物進化 真核生物の起源:Origin of Eukaryote ファイル 15-2.pdf現在の好気性環境の覇者、真核生物はどこで生まれたのだろうか?それはシアノバクテリアのバイオマットであったと考えられる。真核生物が誕生したであろう先カンブリア時代はまだ海も大気も嫌気性だった。当時の光合成の主役はシアノバクテリアで、それが作ったストロマトライトと呼ばれる方解石の化石がいたるところで発見される。ストロマトライト表面のシアノバクテリアのバイオマットでは、光合成で解放された酸素が蓄積する。このため現在の地球の酸素濃度を超える「酸素オアシス」が出現する。このようなバイ…