金・銀・銅の日本史 村上隆著

金・銀・銅は贅沢な装飾品として、通貨として歴史を動かす「富」そのものだった。日本はかつて豊かな産出量を誇り採鉱、精製錬、金属加工技術は驚くべき高みに達していた。そこにはハイテク日本のルーツである、工人の創意工夫が少なくとも1500年の歴史を持つものであることが、埋葬・副葬品、芸術作品や飛鳥池遺跡、石見銀山などの産業遺跡調査の結果から浮かび上がる。